我々が使用する超音波画像評価装置(エコー)について①

超音波画像評価装置/エコーとは?

RETHREE 湯本です。我々は痛みの原因などを詳しく知るために超音波画像評価装置(エコー)を使用しています。胎児のエコー検査(おなかの赤ちゃんの成長や健康状態を確認するための検査)や内科のエコー検査(内臓の状態を確認する腹部エコー検査)が一般的です。我々が使用するエコーは関節や筋肉などを対象に使用します。エコーの基礎的な知識と用途、使用することで何がわかるのか2部構成で紹介したいと思います。

画像評価装置、プルーブを操作し、画像で示しているところ。

エコーは、人間の耳には聞こえない高い周波数の音波(超音波)を体に当て、跳ね返ってくる響きを捉えて体内を映像化する医療機器です。「体の中をのぞく魚群探知機」のような仕組みで機能します。

仕組みと仕組みのメリット

  • 仕組み(やまびこの原理) プローブと呼ばれる端末を肌に当て、超音波を出します。音波が筋肉・内臓・骨などの境目に当たって跳ね返ってきた波(反射波)を機械が計算し、白黒のリアルタイム画像として画面に表示します。
  • 放射線被ばくゼロ レントゲンやCT検査のように放射線(X線)を使わないため、妊婦のお腹の中の赤ちゃんを観察する際にも安心して使えます。
  • 動画のように動きが見える 心臓の弁の動き、血液の流れ、筋肉や腱が動く様子をリアルタイム(動画)で確認できます。

主な用途

検査対象見ているもの・用途
腹部(肝臓・胆のう・腎臓など)脂肪肝、胆石、ポリープ、がんの有無など
心臓心臓の動き、弁の状態、血液の逆流の有無
産婦人科胎児の発育状況、子宮や卵巣の状態
運動器(筋肉・靭帯・関節)筋肉の離断、腱の炎症、関節内の液溜まり
血管動脈硬化の進行具合、血栓の有無

検査時にゼリーを塗る理由

超音波は空気を通しにくいという性質があります。肌とプローブの間にわずかでも空気が入ると音波が遮断されて画像が映らなくなるため、隙間を埋めるための専用ゼリー(水分を多く含む潤滑剤)を塗って密着させます。

痛みがなく体に負担をかけないため、健康診断から緊急医療、スポーツ障害の確認まで幅広く活用されています。

次回は、筋肉・関節・骨などにおけるエコーの活用について紹介します。お楽しみに!!

超音波評価のドップラー画像。

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