踵骨骨端症について
RETHREEの湯本です。今回も足シリーズで「踵骨骨端症」について分かりやすく解説します。踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)は、別名シーバー病(セーバー病)とも呼ばれ、成長期の子ども(主に10歳前後)のかかとに起こる炎症や痛みのことです。医療機関で20年以上勤務していると多くの踵骨骨端症の子供を担当しました。骨端線の問題だからと諦めていませんか?ストレッチや我々が作製するインソール(過去投稿;https://www.instagram.com/p/DbsPC1hSU4I/、https://www.instagram.com/p/Db4lTehmSzR/?img_index=1)で症状が大幅に軽快するケースが沢山見られます。是非、我々にご相談ください。
1. どこが痛くなる?
かかとの骨(踵骨)の後方にある、成長軟骨部分に負担が集中します。アキレス腱が付着する部分に繰り返し牽引力が加わることが主な原因です。

2. どんな症状が出る?
・走る・跳ぶと、かかとが痛い
・かかとの後方や側面を押すと痛い
・運動後に痛みが強くなる
・つま先立ちや歩行で痛むことがある
3. 発症しやすい年齢・原因
好発年齢 およそ8〜12歳
特にスポーツ活動が盛んな成長期の子どもに多くみられます。
主なリスク・原因
- ランニングやジャンプの繰り返し
- 練習量の急激な増加
- アキレス腱やふくらはぎの柔軟性低下
- 硬い地面での運動
- 足部の形態や動きの個人差
4. 評価方法
問診:運動内容、発症時期、痛みが出る動作を確認します。
触診:踵骨の後方や側面を押して痛みを確認します。
身体診察:歩行、つま先立ち、アキレス腱の柔軟性などを評価します。
画像検査:必要に応じてX線などを行います。X線だけで確定できるわけではなく、症状と診察所見が重要です。
5. 治療・セルフケア
・運動量の調整・休養
痛みが出る走行やジャンプを一時的に減らします。痛みを我慢して練習を続けないことが大切です。
・アイシング
運動後などにタオル越しに10〜15分程度冷やし、痛みを和らげます。凍傷を防ぐため、氷を直接肌に当てないようにします。
・靴・インソールの調整
かかとへの衝撃を和らげるヒールカップやクッション性のある靴を検討します。
・ストレッチ・リハビリ
痛みが落ち着いてから、ふくらはぎやアキレス腱の柔軟性を改善します。痛みを強めるストレッチは避けます。
6. 予後と注意点
多くの場合、運動負荷の調整と適切なケアによって改善し、成長に伴って骨端部が成熟すると自然に症状が治まります。ただし、改善するまでの期間には個人差があります。
医療機関を受診した方がよい場合
- 歩けないほど痛い、または急に強い痛みが出た
- 強い腫れや赤み、発熱がある
- 安静にしていても痛む、夜間も痛む
- 休養しても改善しない、何度も再発する
※ 踵骨骨端症と似た症状を起こす疲労骨折など、別の疾患との区別が必要な場合があります。
運動をしながら症状を軽快させたい場合は、インソールの装着は必須だと考えています。是非、我々にご相談下さい。
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