肩関節周囲炎(いわゆる四十肩・五十肩)②
RETHREE 湯本です。肩関節周囲炎はリハビリをする上で侮れない疾患として認識してください。そういった背景もあり、肩関節周囲炎はしっかり2部の記事でお伝えしています。安心してください。
肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)は、時期によって肩の状態と優先すべき対処法が大きく変化します。病期ごとの注意点と具体的な日常の過ごし方です。RETHREEでは医療期間で培った豊富な経験を持つ理学療法士が施術いたします。ご自身がどの病期にあたるのか?何をしたら良いのか?何をすべきではないのか?しっかりとサポートさせていただきます。ご不安な際は是非、RETHREEを頼ってくださいね。
1. 炎症期(急性期)
痛み・炎症が強く、安静時や夜間にも強い痛みが出る時期です。
- 目的: 炎症の発現・増悪を防ぎ、痛みを鎮める
- 主な注意点:
- 痛みを我慢して運動やストレッチをしない(無理に動かすと炎症が悪化します)。
- 重い物を持つ・腕を無理に上や後ろに伸ばす動作を避ける。
- 日常の過ごし方・安楽位:
- 夜間の姿勢: 横になるときは、痛む側の肘の下に畳んだタオルやクッションを敷き、腕が体より後ろに落ち込まないよう支えると夜間痛が和らぎます。
- 日常動作: 着衣時は「痛む側の腕から袖を通し」、脱ぐ時は「健康な側の腕から脱ぐ」ようにします。
- 冷却: 痛みが非常に強く熱感がある場合は、氷嚢などで局所を冷やすのが有効です。

2. 拘縮期(慢性期)
激しい痛みは落ち着くものの、関節包が癒着して硬くなり、腕が上がらなくなる時期です。
- 目的: 関節の柔軟性を維持・改善し、筋肉の萎縮を防ぐ
- 主な注意点:
- 冷やすのは避け、肩周囲を温めて血行を良くする。
- 痛みの限界を超えて無理にストレッチせず、「イタ気持ちいい」と感じる範囲に留める。
- 日常の過ごし方・リハビリ:
- 温熱: 入浴時にゆっくり湯船に浸かり、肩を温めてから動かす。
- セルフストレッチ:
- 振り子運動(アイロン運動): おじぎの姿勢になり、痛まない方の手でテーブルを支え、痛む側の腕をダランと下げて前後左右に優しく振る。
- タオルスライド: テーブルに両手を置き、上半身を前に倒しながら両手を前方へ滑らせて肩をゆるやかに伸ばす。

3. 回復期
可動域制限(硬さ)が少しずつ改善し、動きが滑らかになっていく時期です。
- 目的: 完全に元の可動域・筋力へ戻す
- 主な注意点:
- 長期間使っていなかった肩周囲の筋肉(インナーマッスル)が低下しているため、急な強い負荷は避ける。
- 日常の過ごし方・リハビリ:
- 全方向への可動域回復: 壁に沿って手を上へ滑らせる「壁昇り運動」や、背中にタオルを通して両手で引っ張り合うストレッチなど、全方向へ運動範囲を広げる。
- 筋力低下の改善: セラバンドなどを使った軽度の抵抗運動を取り入れ、肩の安定性を高める。

病期毎のリハビリや日常の過ごし方は一般的なものを記載しております。個人で別の方法が良い場合がありますので、ご不明な点はRETHREEまでご相談ください。これで2部構成でお伝えした肩関節周囲炎は終わりになります。是非、ご活用ください。
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