左右の足は長さが違う?

脚の左右差を指摘される場合は気をつけましょう。
脚の左右差を指摘される場合は気をつけましょう。

RETHREE 武田です。最近、健康教室の参加者が多くなってきて嬉しい限りです。今は30人を超える健康教室も、初めは参加者2名!なんてこともありましたからね。4ヶ月で少しずつ認知度が上がってきていることを実感します。しかし、参加者が増えるに従い、不思議な話を耳にすることも増えます。それは・・・

足の長さが違う!

と、整体・接骨院で脅かされる人の多いこと。左右の足の長さが違う?そんなことあるんでしょうか?話を聞いていると「骨盤が歪んでいるから」とセットに話をされる方が多いんですよね。また出てきました。骨盤を整えると、足の長さが戻る?骨盤と足の長さどういう関係が?

ここは冷静に考えてみましょう。

骨盤は股関節を介して、下肢と繋がっています。正直、骨盤が歪んで足が短くなる、なんてことは起こり得ないんですよ。少し前の記事でも書きましたが、そもそも骨盤は歪みません。理由としては強固な靭帯組織で一つの剛体の様な構造をしているということ。理学的初見(手で確認するなど)での左右差は見つけられることはほぼありません。再度、お示ししますが・・・・(以前の記事参照)

おさらいとして、骨盤は歪みません。

骨盤の歪みに関する医学・科学的論文や研究の結論として、「外観や触診だけでの正確な歪みの判定は困難であり、見た目の左右差と腰痛などの症状との間に直接的な因果関係はない」というのが現在の主流な見解です。そもそも骨盤が歪んでいるという言葉自体が怪しいということです。

骨盤が歪んでいるから足の長さ、左右で差があるでしょう?

と、誰かに言われた時。注意してください。ほら、こっちの足が長い!なんて。それは見た目上の脚長差と言われるものです。

脚の左右差を指摘される場合は気をつけましょう。
脚の左右差を指摘される場合は気をつけましょう。

皆さんも、上の図のように膝を伸ばして床に座ってください。右の骨盤を前に出すと、右の足が長く見えます。左の骨盤を前に出すと、左の足が長く見えます。ごくごく当たり前です。骨盤は剛体みたいなものですから、それは少し体を捻っているだけです。足の長さは変わりありません。理学療法士の教育課程、入学して割と早い段階で習います。身体の測定というのは、体を知る上で基礎で必要なものだからです。

本当に左右差がある場合もあります。

理学療法士として20年以上医療機関・介護施設で働いていると、実際に足の左右差があるケースがあります。それは先天性股関節脱臼、発育性股関節形成不全や股関節の病気による大腿骨頭の変形などです。時々遭遇する大腿骨無腐性壊死もありますね。生まれた時に股関節に不具合があるケース、お酒の飲み過ぎで股関節が壊死するケース等がそれにあたります。

他には怪我があります。成長期の怪我を片方の骨端線にダメージを受けると、左右差が出るケースもありますね。

そして股関節・膝関節の人工関節。はっきり言って、これについては誤差です。整形外科の医師たちはこのような左右差を産まないようにしっかりと綿密な計画の上に手術に臨んでいます。また、足の左右差は1cm以上ないと異常として認識されないケースがほとんど。手術で左右差が問題になるケースはほぼ皆無でしょう(25年働いても記憶にもそういった方はいません)。というよりも骨折や変形性関節症で起こった脚長差が改善するケースがほとんどだと思います。

骨盤は歪んでいない前提でさらに。

骨盤は歪みませんし、足の長さに影響を及ぼすことはありません。先天的な股関節の問題がなくとも、お酒飲みすぎて大腿骨が壊死しなくとも、成長期に骨端線にダメージを受けなくとも、人工関節を受けてなくとも、見た目上の足の長さが変わることもあります。それは股関節や膝関節の動く範囲が制限されているケースです。股関節が後ろへ伸びない・膝がしっかり伸び切らない。こんな時も見た目上の脚長差となることがあります。これは施術でなんとかなる部分です。動かない関節を動かす、これは理学療法士の得意とするところです。その様な場合はRETHREEを頼っていただけると幸いです。

RETHREEでは正確な情報を発信します。

足の長さが違う、骨盤が歪むなど。世の中はデマと嘘も多いです。もちろん、改善すべき「見た目上の左右差」があるケースもあります。もし不安になったら、RETHREEへ。骨盤が歪んでない理由もお伝えしますし、脚長差がないこともしっかりとテストします。

RETHREEは医療現場にいた経験を生かした上で、皆様により良い整体を提案します。

まとめ

・「脚の長さが違う=脚長差」は骨盤の歪みでは生じない。

・施術後に脚の長さが変わった気がするのは骨盤を回しただけ。

・そもそも骨盤は歪まない。

・脚の長さが違うケースは確かにある。これについては受診をお勧めします。

・股関節・膝関節が硬い場合、みかけ上の足の長さが違うことがある。これは施術で対応できる部分となる。

健康教室でもお教えします。

RETHREEでは関節や筋肉などの運動器に関わる健康教室を開催しております。燕市・弥彦村・三条市・長岡/寺泊・西蒲区岩室などからご参加いただいております。不安に思うことを解消するためにいらしてください。でも、必要があれば受診をお勧めすることもございます。

開催場所

吉田産業会館

燕市勤労者総合福祉センター

分水公民館

三条市体育文化会館となっております。

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