肩甲骨はがし、とはなんなのか。

肩甲骨はがしたい
肩甲骨はがしたい!

燕市で12月の店舗開店を目指して頑張っているRETHREE 武田です。最近よく聞く肩甲骨はがし。ちょっと不思議というか違和感を覚える部分もあります。この手の流行り廃りのある言葉、胡散臭い感じ、嫌いじゃありません。この前の小顔矯正と並んで好物です。先ずは肩甲骨が何なのか、おさらいしていきましょう。

肩甲骨とは何なのか?

何となくは分かりますよね?肩についてるあの左右の骨二つです。形状は平たく、外側に腕の連結がありますね。狭義でいう肩関節となります。肩甲骨が解剖学的に面白い?のはこの肩甲骨、実は関節でありながら関節じゃない構造なんですね(ややこしい)。通常、関節というと骨と骨の接する部分を指します。しかし、肩甲骨は肋骨の上に浮いているような構造をしています。他の関節にはない、骨と骨が面していない構造をしているわけです。

肩甲胸郭仮性関節という

この構造、平らな肋骨/海の上に自由に動けるはずの船/肩甲骨が浮いてる状態と言っても良いかもしれません。と、ここで疑問が生じます。接する面だけを考えると肩甲骨は肋骨の上を自由に往来できそうなものです。だって構造的にくっついていない・・・肩甲骨は比較的自由に動ける状態なはず・・・

自由と縛り

肩甲骨は肋骨の上を自由に動ける仮性関節である反面、腕を上げる関節の大元となります。となるとですね、自由に行き来できるだけだと不安定なんですね。そんな時、体に必要なのは・・・。もうお分かりですね。筋肉です。筋肉が肩甲骨を適正な位置に調整するわけです。肩甲骨ってのは自由度の高い関節面を持ちながら、筋肉で雁字搦めにされている面白い部位なんですね。

話を戻して

肩甲骨をはがす、というのは改めて何なんでしょうか?元々はがれているので、はがす必要はないけれど、筋肉の不具合により動かないことは予想だに難くない。それが肩甲骨はがしなのかな、そんなふうに思います。

理学療法士としては

肩甲骨を見るだけ、触るだけでもいろんな情報を得ることができます。翼状肩甲じゃないか!肩甲骨が浮いているのは前鋸筋が弱ってる?、棘上筋・棘下筋が萎縮してるのは腱板損傷とかあるのかな?、肩甲骨の位置が左右対称じゃないなこれは何故・・・?肩甲上神経絞扼障害や副神経のトラブルないかな?。色んなことを観察・評価・テスト・再評価を繰り返しながら問題解決に取り組みます。正直、肩甲骨はがしはできますか?と言われる時には「肩甲骨ってそもそもはがれているんですよ、それ以外の問題があるかもしれませんね」と言いたいのをグッと堪えて、「できますよ(ニッコリ)」と答えます。

はがすだけじゃない、理学療法士試してみませんか?

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