意外に多い椎間関節性の腰痛について
RETHREEの湯本です。健康教室でもお伝えしている腰痛ですが、腰痛と言っても原因は様々です。今回のテーマでもある椎間関節性の腰痛、以前お伝えした腰椎椎間板ヘルニア・仙腸関節性腰痛・腰部脊柱管狭窄症、筋筋膜性腰痛など原因によって疾患名は異なります。そのため、施術内容や対策、注意点もそれぞれで異なります。一括りにはできないのです。そこで今回は、今までお伝えしていない椎間関節性腰痛について解説していきます。
椎間関節性の腰痛は、腰痛の中でも20〜25%占めると言われています。我々が医療機関で20年以上勤務してきて、非常に多くの椎間関節性の腰痛の方に出会いました。
1. 「椎間関節」ってどこにあるの?
私たちの背骨(脊椎)は、小さな骨(椎骨)が積み木のように縦に重なってできています。この背骨をつないでいる関節の一つが椎間関節です。

- 役割: 背骨をスムーズに曲げたり伸ばしたり、ひねったりするための「ガイド役」であり「クッション」の役割をしています。
- 特徴: この関節のまわりには痛みを感じるセンサー(神経)がとてもたくさん集まっているため、少しの負担や炎症でも強い痛みを感じやすくなります。
2. どんな症状が出るの?(特徴とチェックリスト)
椎間関節性の腰痛の最大の特徴は、「体を後ろに反らしたり、ひねったりすると痛む」ことです。
- 主な症状:
- 朝起き上がるときに、腰がピキッと痛む
- 体を後ろにそらすと腰が痛い・重い
- 腰を左右にひねると痛む
- 同じ姿勢を長く続けたあとに動き始めが痛い
- お尻や太もものあたりまで痛みが広がることもある(※足のしびれや麻痺がメインの「坐骨神経痛」とは少し違います)
3. なぜ痛くなってしまうの?(原因)
おもに、関節への「負担の蓄積」や「使い方のクセ」が原因になります。
主な原因のイメージ
- 反り腰・猫背: 常に背骨の後ろ側に負担がかかっている状態
- スポーツや仕事でのひねり動作: ゴルフのスイング、重いものを無理な姿勢で持ち上げるなど
- 加齢による変化: 関節の軟骨がすり減り、骨同士がぶつかりやすくなる
- 長時間の同じ姿勢: デスクワークなどで背骨を支える筋肉が疲れてしまい、関節に負担が集中する
4. 日常生活でできる対策と予防
痛みを和らげ、予防するためには「関節をいたわる姿勢」と「柔軟性」が大切です。
- 反る動きを避ける: 立っているときや歩くときに、腰を反らせすぎないようにお腹に軽く力を入れましょう。
- こまめな姿勢変更: 同じ姿勢で何時間もいると関節が固まるため、30分に1回は軽く体を動かしましょう。
- お尻や股関節のストレッチ: 股関節が硬いと、そのぶん腰の関節に負担がかかります。下半身を柔らかく保つことが腰の守りになります。
今回は、椎間関節性の腰痛について解説しました。この投稿を読んでいただいている方の中にも該当する方が多くいらっしゃると思います。我々は、20年以上医療機関に勤務してきたので、見分けはつきます!お困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
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