母趾(足の親指)種子骨障害について
RETHREEの湯本です。運動をしている方に多い「母趾種子骨障害」について分かりやすく解説します。我々が勤務していた医療機関でも経験することがありましたが、悩まず早めにご相談いただければ症状が早めに落ち着きます。特に我々が作製するインソールは、患部の負担を軽減することで症状が軽快しやすいです。過去の我々の投稿(https://www.instagram.com/p/DbsPC1hSU4I/)、(https://www.instagram.com/p/Db4lTehmSzR/?img_index=1)を参考にしてみてくださいね。
1. 母趾種子骨障害とは?
足の親指の付け根(裏側)には、「種子骨(しゅしこつ)」と呼ばれる小豆大の小さな骨が2つ(内側と外側)存在します。
この骨は、歩く・走る・ジャンプする際に「クッション」や「親指を踏み込む時のテコの支柱」として働いています。
ここに使われすぎ(オーバーユース)や衝撃が加わり、骨やその周辺の組織が炎症を起こして痛む状態を「母趾種子骨障害」と呼びます。

2. 主な症状
親指の付け根の裏側を押すと強い痛みがある
歩く・走る・踏み込むとき、親指の付け根に体重がかかると痛む
親指を上に反らせると痛みが強くなる
足の裏を踏み込めないため、かかと重心や足の外側に体重を逃がして歩くようになる
ひどくなると、何もしていなくてもズキズキ痛むことや、種子骨自体が疲労骨折を起こすこともある
3. なぜ起こるの?(主な原因)
種子骨に繰り返し強い衝撃や引っぱる力が加わることが原因です。
① 運動・スポーツによる過度な負荷
- 走る・ジャンプする・踏み込む動作が多いスポーツ(陸上、野球、サッカー、バスケットボール、バレーボールなど)
- つま先立ちが多い競技(バレエ、ダンス、剣道など)
② 足の形・構造の癖
- ハイアーチ(甲高の足):土踏まずが高く、衝撃が親指の付け根に直接伝わりやすい
- 開張足(扁平足傾向を含む):足の横アーチが崩れて親指の付け根に体重が集中しやすい
③ 環境・履物の問題
- クッション性の低い硬い靴やスパイクの使用
- 底の薄い靴・ヒールの高い靴の着用
- 硬いグランドやコンクリート上での長時間のトレーニング
4. 痛みが起きたときの対処法と治療
痛みを我慢して運動を続けると長期化(慢性化)しやすいため、早めのケアが大切です。
急性期・痛みが強いとき
- 安静(RICE処置):まずは無理な踏み込みを避け、痛みを出す動作を休みます。熱感があれば冷やします。
- 靴の見直し・インソールの活用:
- クッション性の高い靴を履く。
- 種子骨にかかる圧迫を逃がすための専用インソール(中敷き)やパッドを使用する(種子骨の部分をくり抜いたパッドなどが効果的です)。
医療機関(整形外科)での治療
- 画像診断:レントゲンやMRIで、単なる炎症か、種子骨の疲労骨折・分裂(生まれつき骨が分かれている状態)がないか確認します。
- 保存療法:消炎鎮痛剤(湿布や内服薬)、テーピング、オーダーメイドインソール作成、物理療法(超音波など)を行います。
- リハビリテーション:
- ふくらはぎや足の裏(足底腱膜)のストレッチ
- 足の指をしっかり使えるようにするトレーニング(タオルギャザーなど)
- 体重のかかり方(歩行・フォーム)の改善
我々は、医療機関で20年以上勤務し、整形外科疾患を中心にリハビリテーション業務に従事していました。熟練した技術や55,000人以上担当してきた経験がありますので、安心してご相談ください。お待ちしています。
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